信号機のない交差点での出合い頭(5) Aの道路が明らかに広い場合でABが同じ速度の場合その4

自動車保険の加入者が自動車事故を起こした場合の過失割合を解説する。
信号機のない交差点でA側の道路が明らかに広い場合
ABが同じ速度の場合その4
大型車の場合の過失割合
Aが大型車の場合A35%:65%B
Bが大型車の場合A25%:75%B

損害保険会社の事故処理担当者はここからスタートして交渉を始める

状況:A側が広路でB側が狭路で出合頭衝突

        狭路   
        │   │
        │   │
─────┘   └─────
 ┌─┨→
 └─┨→  ×
  A        ←┠─┐ 広路
           ←┠─┘
─────┐↑↑ ┌─────
        │┯┯ │ 
        │││ │  
        │└┘ │
        │B  │ 
        │   │  


1−5−(4)
信号機のない交差点でA側の道路が明らかに広い場合
ABが同程度の速度の場合その4

大型車の場合

    Aが大型車の場合

    A35%:65%B

    Bが大型車の場合
        
    A25%:75%B

   明らかに広い道路(広路)とは
  交差する道路の一方の道幅が他方よりも明らかに広い道路のことをいう。
  (道路交通法36条2項・3項)
  「明らかに広い」とは、自動車の運転手が交差点の入り口において
   その判断により道路の幅員が客観的にかなり広いと
  一見して見分けられるものをいう
  (最三小決昭45.11.10刑集24巻12号1603頁)
  
    大型車は、交差点を大きく閉塞し、事故により相手方車両
   に大きい被害を生じさせるから、注意義務が高いものと評価し、
   基本のA30%:70%にそれぞれに5%の加算修正をした。

  ※道路交通法第三十六条 
   2車両等は、交通整理の行なわれていない交差点においては、
    その通行している道路が優先道路
    (道路標識等により優先道路として指定されているもの
    及び当該交差点において当該道路における車両の通行を規制する
    道路標識等による中央線又は車両通行帯が設けられている道路をいう。
    以下同じ。)である場合を除き、
    交差道路が優先道路であるとき、
    又はその通行している道路の幅員よりも交差道路の幅員が
    明らかに広いものであるときは、
    当該交差道路を通行する車両等の進行妨害をしてはならない。
   3車両等(優先道路を通行している車両等を除く。)は、
    交通整理の行なわれていない交差点に入ろうとする場合において、
    交差道路が優先道路であるとき、
    又はその通行している道路の幅員よりも
    交差道路の幅員が明らかに広いものであるときは、
    徐行しなければならない。

  ※A・Bとも減速しない場合とA・Bとも減速した場合については、
   出合い頭事故においては、いずれの場合も
   「明らかに広いものであるときは、
   当該交差道路を通行する車両等の進行妨害をしてはならない。」
   という理由以外に双方の過失の程度に有為的な差はないから、
   本基準による。  
  
  ※減速とは
    法定の徐行の程度に達している必要はない。
   当該道路を通行する車両の通常の速度(制限速度規制が参考になる)
   より明らかに減速していることを意味する。
   ※徐行とは、車両等が直ちに停止することができるような
     速度で進行することをいう。
    (道路交通法20条1項20号)10km/h以下と思われる。
 
   ※ 一般に40km/h制限の場所ではおおむね20km/hまで減速しないと
    「減速」とは言わない。
    40km/h制限の場所で60km/hから30km/hに減速しただけでは
    「減速」とは言わない。

参考文献:「別冊判例タイムズ 第16号 民事交通訴訟における過失相殺率の認定基準」
       東京地裁民事交通訴訟研究会 編 (判例タイムズ社 刊)




この記事へのコメント
信号機の無い交差点での広路否認判例の上限は1.14倍であり、警察や損保が言ってい...c7543883さん

信号機の無い交差点での広路否認判例の上限は1.14倍であり、警察や損保が言っていた1.5〜2倍は必要だ!は嘘・偽証・虚言だった!誰かこれに判例の根拠を持って明確に反論出来る人は居ますか?もう居ないでしょ!

2013.3.12(火)朝7:45頃に加害車が台帳上2.15m【現状2.8m】水平東西道路を東行き、右折南下時に前方不注意・右折南下進行方向一切未確認で早切り回して来て左前角バンパーで、私=被害車が南北4m道路【台帳上も4m】を家まで50mで20kmの徐行北上中に左後部タイヤドア1/4を抉られた。

以後、『全面的に自分が前方不注意で悪いと認めて居るのに名刺に一筆まで要らないでしょう!』の【男の約束】のいい加減さを知らされた。『私は嘘は申しません』の池田勇人の旧広島2区=現5区?出身だから、男は嘘はついてはならぬものと思っていた。『八重の桜』の会津武士の『ならぬものは成らぬ』は会津武士の専売では無いだろう。以前は高遠藩保科家だったのだし。

佐久警察交通課長もシグナル社の本を使っていたが、判例の詳しい事は知らなかった。今回これで分かったので、部下にも周知徹底すると言ってくれた。管轄エリアが広いので影響力は大きいと期待。

【広路否認判例1.55倍は嘘だったのか?】等を検索すれば、県警や警察署のホームページにも私のYAHOO等の投稿文が出て来る。交通警察官も意外だった様で如何に巧妙な罠・トリックで『9:7.9ないし5.8m』が奇禍として利用されて来たかが解るだろう。

ここまで流布して頂いたので、日本興亜損保長野の顧問弁護士:戸崎法律事務所の龍口基樹弁護士の第1回口頭弁論5.17,10:15欠席し、昨日は原告の携帯に初めて、『北村さんですか?』と間違い電話して来たので、嘘を付けない私は成り澄ましも出来ずに『アンタ!大丈夫か?』と言うと、固定電話に掛けて来た時の声で分かったのか?『あァ〜どうも。』で切れた。同じ幅員だから4:6だ!と喚いた時に比べれば、意気消沈は明白だった。

それで、全国の法律弱者に言う。警察庁意見箱・長野県警詐欺担当・JAF・JA共済・生協・東大法律相談所等にもメール済みなので、確認して欲しい。損保社員や代理店主がいい加減なコメントで業界不正権益を守ろうとしている様だが、もう1.5倍は否認判例が有ると具体判例を知らずに言えないはずだ。そう言えば詐欺行為に認定されるから、録音して置きなさい!必ず裁判時には有効になります。

可笑しいと思った事はとことん食い下がりましょう!そこが相手側の不正権益な事が多いのです。臭いモノに蓋をしてくれば、そこが相手の弱点なのです。誰か明確な根拠で反論出来る人居ますか?

補足 未だ損保業界人が『馬鹿!チョン!』と言って来なくなった。自分達も罠・トリックに騙されて居てショック状態か?具体判例も知らずにそんな重大な事をお客に結果的に嘘の事を言っていた事が怖くなったのか?日本人は付和雷同が多く、悪党の親玉に隷従するのが多い。玉砕も誰もしたくなかったが、成り行きでそうなった。流れに棹差す勇気が無い被支配癖の卑怯な国民かもしれない。

質問日時: 2013/5/22 13:20:02
解決日時: 2013/5/26 11:33:16
回答数: 1
閲覧数: 179
ソーシャルブックマークへ投稿: Yahoo!ブックマークへ投稿 はてなブックマークへ投稿 (ソーシャルブックマークとは) ベストアンサーに選ばれた回答cawatieさん

良い情報に感謝します。


ナイス!1回答日時:2013/5/26 10:54:47
質問した人からのコメント
一人でも多くの法律弱者に知らせて、損保の不正利権を正し、正直者が馬鹿を見ない日本にしなければ、福一放射能もこのまま隠されれば、日本は旧ソ連以上に早く消滅するでしょう。勝訴すれば、私は車載カメラ衝突前15秒保存を購入予定。 コメント日時:2013/5/26 11:33:16
Posted by 阿修羅掲示板でアサマタロー・クレタローご参照 at 2013年06月11日 11:15
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